
自分の心の渇き、愛への渇望は、
いかに望んだとしても他の誰かによって満たしてもらえるものではありません。
他に向けて満たしてくれ、愛してくれと願い続ける限り、
心はいつまでも渇きにもだえ苦しみ続け、
求め合う者同士の間に、情熱と裏腹なアツレキを生じさせ続けてしまうのです。
己の心の渇きを満たすのは、
実は自分自身である。
そう決心したとき、人は誰かを愛するということの本質に、
一歩も二歩も近づき、
より豊かな愛への歩みを始めることができます。
引用:「自分を信じる」ただそれだけでいい
金盛 浦子 著
大和出版
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