
「子どもの上手な叱り方はありますか?」とよく聞かれます。
でもこれは、子どもの立場に立ってみれば、すぐに想像がつくのではないでしょうか。
1.後から叱らない
2.長々と叱らない
3.何度も叱らない
この3つです。
皆さんも、後から思い出したように叱られたり、長時間ねちねち同じことで叱られたり、一度叱られたことを蒸し返されたりしたら嫌な気持ちになりますよね。
子どもだって、同じです。
叱っているうちに、どんどんヒートアップして、そういえばあの時も! なんていうのが、子どもにとってはまさに「最悪のパターン」です。
叱るときは、手をとめてその場で叱る。
短く叱る。
子どもが納得したら、そのことは二度と蒸し返さないということを意識して。
そしてもうひとつ。
間違ったのは一部分だけなのに、その行為全部を否定してしまうような叱り方をときどき見かけます。
間違った部分は注意しても、それ以外の頑張った部分は頑張ったと認めてあげることができるといいですね。
引用:勉強したがる子が育つ「安藤学級」の教え方
安藤英明 著
講談社より
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