お婆さんの代わりにゴミを出し続ける少年のお話

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学生 いいため話
画像:i1os.com

ある少年のお話です。

石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。

普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。

優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。

しかし、彼は違いました。

「お婆さんの足代わりになってあげよう」と思った彼は、その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。

しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。

彼の家族でさえ、最初は知らなかったといいます。

また、彼が受験を控えた中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、手伝いを辞めることを勧めます。

しかし、彼は1〜2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。

彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。

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「ちょっといい話」

佐藤光浩 著

アルファポリスより