
物事を続けるために増やしたいと考えている行動、あるいは減らしたいと考えている標的となる行動のことを「ターゲット行動」と言います。
そのターゲットとなる行動を増やしたい場合、「行動のハードルを低くする」というのが有効的のようです。
行動のハードルを低くするとは、ターゲット行動を行いやすいようにする、ということです。
寒い季節になるとジョギングがますます苦痛になりますね。
そういうときは室内でウォーミングアップをし、身体を温めてからジョギングに出る。
こんな工夫も必要です。
英会話の勉強にも障害があります。
マンガ本とテキストを一緒に並べておくと、マンガのほうに手が伸びるかもしれませんよね。
そんな人は、本の保管場所を別々にするなど、誘惑されない工夫をする必要があります。
仕事の能率を高めたい人は、勤務中に私用の携帯電話を切っておく。
英語を身につけたい人は英和辞書を持ち歩く。
子供に学習習慣をつけさせたければ、勉強部屋にテレビを置かない。
これらもターゲット行動のハードルを低くするポイントです。
_______
「続ける」技術
石田淳 著
フォレスト出版より
![]() |