
私たちは、一度「この人はこういう人だ」
と思い込んでしまうと、
なかなかその思い込みから自由になることができません。
けれども、何かのきっかけで固定観念が壊れる体験をすると、
相手が別人のように見えてくることがあります。
そんなはっとする体験をしたなら、
それを生かしたいものです。
嫌悪感や恨みなどのネガティブな感情を通して相手を見ていると、
相手のいやな点ばかりが目についてしまいます。
たとえ親切にされても、それを素直に取れません。
固定観念を捨てて相手を見れば、
今まで気づかなかった姿が見えてきます。
今まで欠点だと思っていたことも、見方を変えれば、
長所だと思えるかもしれません。
引用:人生と親友になれる生き方
ドロシー ロー・ノルト 著
扶桑社
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