チョコレートとラディッシュの実験

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美女 いいため話
画像:http://publicdomainq.net

被験者であるお腹を減らした学生を部屋に入れます。

部屋にはチョコレートと、生のラディッシュ(二十日大根)が置かれています。

Aチームの学生には、チョコレートを3個食べるように伝える。

Bチームの学生には、ラディッシュ3個を食べるように伝える。

その後、難しいパズルに挑戦してもらう。

【結果】

Bチームの大半が、Aチームより早くパズルを解くことをあきらめた。また強い疲労感も見られた。

つまり、ストレスがかかると自制心を消耗し、すべてにおいて、我慢することが困難になる。

人は「やらなきゃ」「こうしよう」と決意するたびに自制心を使います。

自制心は起床時が最も充実しています。

そして会議で発言をしたり、お断りのメールを書いたり、コンビニで買うものを選んだり、人前でいい格好をしたりすることで消耗し、夕方から夜にかけて枯渇していきます。

睡眠によって回復しますが、日中に使いすぎていると、睡眠だけでは元に戻らなくなります。

すると思考能力が弱まり、判断を間違えやすくなります。

ですからがんばり過ぎは、自分にも周囲にも迷惑をかける恐れがあります。

「でも、がんばらないわけにはいかない」という時もあるでしょう。

ところが、そもそも「がんばろう」と思った時点で、もうそのことをやるべきではないと私は考えます。

なぜなら「がんばろう」と思えば思うほど、「やりたくない」という感情が強まるからです。

自分をうまく乗せる“状況”さえ作れば、自制心を無駄づかいせずに済みます。

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サンクチュアリ出版