
もしかしたら、相手にとってはツライ言葉かもしれないけれど、あえて言ってあげたほうがその人のためになりそうなとき。
言うべきか? 言わざるべきか? 迷うことってありますよね。
その苦言は、本当に100%、相手のことを考えてのものなのか?
それとも、腹立たしさから嫌味を言おうとしているだけなのか?
もし、後者なら「お前のためを思って言っているんだ」って言って、部下イジメをする最低な上司と同じです。
そんなときは、その苦言が「正解」なのかどうか、どう判断したらいいのでしょうか?
1つたしかなことは、どんな苦言でも、愛を持って伝えれば大丈夫ということ。
では、伝えようとしている苦言が、本物なのかどうか、どうやってチェックすればよいのでしょう?
そんなとき、僕はいつもこう考えるようにしています。
もし、この場に相手の両親がいても、その苦言を相手に伝えることができるか?
そう考えて、「ご両親がいても言える」と思えたら、愛を持って言おうとしているから伝えるようにします。
「ちょっとご両親の前では・・・」と思えば、愛を持って言おうとしていないから、言わないほうがいいでしょう。
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さりげなく人を動かす スゴイ!話し方
山崎 拓巳 著
かんき出版
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