
「自分の話なんかどうせ聞き入れてもらえないから…」
「わたしが何を言っても、その通りにならないから」
過剰「話力」期待症などと難しい名前をつけましたが、
こういう人たちは誤解しているのです。
話せば人がすぐ納得して動いてくれる、なんてことは本当にむずかしいことです。
この一言で相手が思うように動く、そんな都合のいい言葉があったら、
それこそ世の中は大パニックです。
では、言葉を発するのは何のためかというと、
自分の意思を表明するためです。
相手が反応するかどうかではなく、
言うこと自体に実は意味があるわけです。
伝わることのない言葉でも発することに意味がある、
これは重要なことなんです。
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出典
[「何が言いたいか」をスッキリ伝える人になる]
中島 孝志 著
主婦の友社 より
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