
問題行動や症状を通して、
本人が何かを訴えようとしている場合もあるが、
それがすべてではなく、問題行動や症状は、いろいろな理由から起こり、いろいろな仕方で起こる。
また、問題行動や症状の「原因や仕組み」をあれこれ考えても、解明しても、
それが「解決」に結びつくわけでもないので、
頭でいろいろと考えて、何もしないより、
見えるものを見る。
見えたものを、なるべくそのまま屁理屈つけないで見る。
見えたらすぐ動く。
具体的に動く。
もしそれで動き方の間違いが見えてきたら、すぐに変える。
それを何度も繰り返してうちに、物事が良い方向に動き出したことが見えてくるかもしれない。
そこからようやく正しい「理解」につながっていくんだと思うんです。
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出典
[問題行動の意味 にこだわるより 解決志向で行こう]
森 俊夫 著
ほんの森出版 より
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