思い通りにならない、それが「苦」

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苦 いいため話
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思い通りにならない、それが「苦」。

「思い」がなければ、思い通りにならないという現象は起きない。

「苦」は生じない。

「思い」を持たない。

それは、目の前で次々と起きる一般的に不幸だといわれている現象に対しても、「ああ、そうなりましたか」と単なる日常の1ページとして、淡々として受け入れていくということです。

病気や事故、愛する人との別れといった、思いがけず自分の身に起こる出来事を、人生の一部として受け入れていく。

「何でこんなことが起こったのだろう」という「思い」を持たない。

目の前で起こるすべての現象を、「ああ、そうなりましたか」と受け入れていく、それだけです。

家が火事になっても、事故に遭ってケガをしたとしても、「ああ、そうなりましたか」と受け入れる。

「この世に修行にきたわけではなく、ただこの世で起こるいろんな現象を、人間の肉体を借りて味わいにきただけ」

そんな観音様のような世界観を、己の人生観に取り込めばいい。

「私たちは観音様の化身(けしん)なのだ」

そう思えば人生はぐっとラクになります。

『努力ゼロの幸福論』大和書房