ジェームズ・アレン「起こることにはすべて意味がある」

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祈り いいため話
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もし人間として本当に向上したいと望むなら、「だれかのせいで○○できない」という愚かな考えを捨てなければなりません。

自分を阻んでいるのは、自分自身にほかならないことに気づきましょう。

うまくいかない原因を他人のせいにするのは、自分の欠点を暴露しているようなもの。

それに気づけば、知恵の光に照らされ、心には安らぎが訪れます。

そしてやがては、利己心を完全に克服することができるはずです。

人がたえず人間関係で悩んでいるという事実は、他人とのかかわりが自分自身をより深く知り、自分の心のあり方をより気高く、ゆるぎないものにするために必要だからでしょう。

克服できない障害だと思っている事柄こそが、自分の道徳的責任や生まれもった善を行うパワーを十分に理解したときに、もっとも自分を向上させてくれるものなのです。

それを知れば、みずからの卑怯な行いをだれかのせいにすることはなくなり、いかなる状況にあっても、誠実に人生を歩んでいけるようになるでしょう。

目からは自己欺瞞のうろこが落ち、それまでは悪へ誘惑される被害者だとばかり思っていたのが、実際は、自分自身にその原因があったことにも気づくでしょう。

自分の心の欠点を克服すれば、同じ欠点を持つ人々と交わる必要もなくなり、おのずと善良で高潔な人々との交流が生まれます。

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「起こること」にはすべて意味がある

ジェームズ・アレン 著

三笠書房より