伝説のカリスマ販売員から学ぶ「神対応のおもてなし」

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人間関係 いいため話
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車内販売の際、お客様は「コーヒーを飲みたいのに、まだかな」と、その人のところへ私が到着するまで小銭を握って待っててくださっています。

やっとその人のところまで行ってコーヒーをお渡しし、お金をいただいた時、お待たせした時間がそのお金のぬくもりでわかるのです。

お金を手に取って「あっ、温かい」と思った時、自分が遅くて申し訳ないと、泣きたくなるほどです。

そんな時は「ずいぶんお待ちいただいたのですね」と言って、自分の裁量でできるコーヒーなら、ちょっと多めについでしまいます。

カードでもお金でも、人のぬくもりを感じた時、私は単なる商品と代金の交換とは思えません。

ですから、受け取った硬貨を確認したら即座にしまい、「ありがとうございます」と機械的に応対するのが、とても悲しく思えるのです。

お金の温度は、ただお待たせして申し訳ないというだけでなく、その人が一生懸命働いて手に入れた大切なものという、お金の価値まで肌身に感じさせてくれるものなのですから…。

引用:神対応のおもてなし
茂木久美子 著
神宮館