渡辺和子「あかりをつけたら、闇がもったいない」

夜空 いいため話
画像:http://publicdomainq.net/

私は、苦しい時には、しっかり苦しんだらいいと思っています。


「この苦しみも、神様の思し召し、愛されている証拠」

などと、一直線にありがたがってしまうと、

せっかくの苦しみがもったいないように思うのです。



「あかりをつけたら、闇がもったいない」

というのと同じです。


闇には闇の価値があるのだということ。


明るいところにしかいたことのない人に、

真の闇の暗さはわからないし、

したがって明るさのありがたさもわかりません。



闇の中に置かれたがゆえに、

それまで知らなかった様々の“明るさ”のありがたさがわかるのです。


それこそ「当たり前が輝いて」見えてくるのです。


~~~

出典

[愛することは許されること]

渡辺和子 著

PHP研究所より