
「ものの言い方」という言葉があるが、
同じ内容であっても、ちょっとした言い方ひとつで受け取り方がすっかり変わってしまう。
もしどんな言い方をしても受け取り方が同じであれば、
心配もないかわりに大きな感動もない。
しかし、ものの言い方ひとつで、
受け取る側に非常に変化がある。
幸せにすることもできれば、不幸にしたり、
怒りをかき立てたりすることもできる。
たとえ「こんにちは」とか「ありがとう」
といった、ごく日常的なひと言でさえそうなのだ。
それが人間というもの、
非常に面白いところではないだろうか。
引用:「きっと芽が出る人」の法則
江口 克彦 著
PHP文庫
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