植松努 「空想教室」

植松努 いいため話
画像:http://the-liberty.com/

アニメ『ワンピース』の主人公・ルフィーの仲間は全員、服装もヘアスタイルもバラバラです。

それどころかひとりは、ツノが生えています。あきらかに種族が違います。

それでも仲間なんです。

本当の仲間というものは、そういうものなのかもしれません。

お互いに違うから、自分が知らないことを知っています。

自分が経験したことがないことを、経験しています。自分にはない人脈があります。だから力を合わせることができる。

そうしたらひとりでがんばるよりも、もっと素敵なことができます。

仲間って、全然違うから面白いんです。学びになるんです。

おんなじ格好をしなくちゃ。おんなじことをしゃべらなくちゃ。おんなじところで笑わなくちゃ。

おんなじ人を嫌いにならなくちゃ。おんなじものを大切にしなくちゃ。

そんな風に「あいつだけ違う」と思われることがこわくて、人の顔色をうかがって演技を続けていても、絶対にいいことはないです。

自分と違う人のことを、「面白いな」「素敵だな」と思ってあげてください。

そして自分が経験していないことを、経験している人の話に耳を傾けてください。

そうしたらきっと、素敵な仲間を見つけることができます。

「違う」ということを楽しんでください。「違う」というのはすばらしいことなんです。

引用:空想教室
植松努 著
サンクチュアリ出版