
やったことがないことをためすと失敗します。
でも「失敗しそうだから」は、やめる理由にはなりません。
「失敗したらどうするの?」という言葉には負けてはいけないし、こんな言葉を使ってもいけません。
これはなんの意味もない、くだらない言葉だからです。
こんな言葉は無視です。
大事なのは「失敗したらどうするか、いっぱい考えてみる」ということです。
頭の中でいっぱい失敗してみればいいんです。
そうすれば準備ができます。
たとえば旅行にいく前に「雨が降るかもしれないから、旅行は中止しよう」はおかしいですよね。
雨が降る可能性があるなら、雨具を用意できます。
屋根がある場所もあります。
そもそもスケジュール自体を変えられるかもしれません。
人生も一緒なんです。「これからどうなるんだろう?」と悩んでいても、なんにもなりません。
「まあ、なんとかなるでしょう」と、自分に都合のいい未来だけを見てはいけません。
いやな、ネガティブな未来を見つめるんです。
そうしたら、どういうことが起こりそうか考えられます。
どういうことが起こりそうかわかったら、どうすればいいかの準備が出来ます。
準備が出来れば、心配はありません。
引用:空想教室
植松 努 著
サンクチュアリ出版
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