
「悟り」とは、「受け入れる」こと。
自分の思いどおりにしよう、と思わないこと。
人生の中に悩み、苦しみはまったくなくなります。
自分がどう生きるかだけに徹する。
それが、楽しそうで幸せなものであれば、必ず周りの人が影響を受けて、
「どうしてそんなに幸せそうなんですか?」と聞きにくるけれども、つらい、苦しい、つまらない、いやだ、嫌いだ、
疲れたと言いながら生きている人だったら、誰も影響を受けません。
世の中が暗いじゃないか、ひどいことがあるじゃないかと言って指摘ばかりしている人の周辺が、一番暗い。
実は、世の中を暗くしているのは、そうして指摘ばかりしている人かもしれません。
しかし、その人たちを評価、論評することも本当はしないほうがいい。
この人たちも、勝手にやっていればいいのであって、「私」がどう生きるかだけ。
周りが暗くても、「私」が光って太陽になって、その闇を照らすような人になるというのはどうでしょう。
引用:なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?
小林正観 著
イースト・プレス
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