アンソニー・ロビンズが答える「成功する人としない人の大きな違いは何か?」

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「成功する人としない人の大きな違いは何だろう?」

ごく単純にいえば、「成功する人はより良い質問」をし、それによって「より良い答え」を手に入れているということだ。

自動車の生産がまだごく初期段階の当時、人々は「車をつくる」ことだけに必死だった。

しかし自動車王ヘンリー・フォードは、彼らとまったく違う考え方をしていて、「どうしたら、このような機械を大量生産できるだろう?」と考えたのだ。

そもそも考えるということは、「質問」し「それに答えるプロセス」にすぎないのだ。

イエスかノーで返答するにしても「それは間違いなく本当か」とか、「彼の言っていることに賛成できるか」などと自問しなければならない。

僕たちのほとんどの思考過程では、「評価(なぜそうなるのか)」に始まり、「思案(何が可能か)」、「決定(どうするか)」まで自問自答が行われる。

したがって、人生の質を変えたければ、毎日自分自身や周りの人に、どんな「質問」をすれば質の高い答えに導かれるかをいつも考えていることだ。

最高の質問することで生まれるパワーの良い例として、僕の親友であるW・ミッチェルの話をしよう。

彼はあるとき大事故で全身に火傷を負い、両脚の機能を失ってしまった。

だが彼は、自分をみじめだなどとは少しも考えはしなかった。

「いまの僕に残された能力とは何だろう?」、彼は自分に聞いてみた。

「いま僕ができること、事故にあう以前にも増して可能なことは何だろう?」

「事故にあったことで、むしろ他の人の役に立つことは何だろう?」

入院先で、彼はアニーという名の看護師に出会い、その場で恋に落ちた。

腰から下はまひしているし、その体は火傷で見る影もなくひどい状態なのにもかかわらず、彼には、

「どうしたら彼女をデートに誘えるだろう?」

と自分で自分に質問してみる、素晴らしい勇気があったのだ。

そして、彼らは間もなく結婚した。

さらに彼は、ハンディキャップをものともせず、地元の市長に立候補して当選したほか、公共事業管理の修士号を取得し、環境問題にも積極的に取り組み、講演活動も行った。

さて、このエピソードから、君はどんなことを学ぶだろう?

失敗や断られる可能性を恐れなくてよいとすれば、どのような質問を自分に投げかけるだろう?

新たな答えは、新たな質問から生まれるのだ。

自分自身や愛する人に問いかけることができ、たくさんのパワーが湧いてくる質問とはどんな質問かを考えてみよう。

引用:アンソニー・ロビンズ著
『アンソニー・ロビンズの「成功法則」』PHP研究所