【松葉健司】「予選突破は絶対に無理」と言われた野球部を、二校も甲子園に導いた教育者の教育論

banner02
画像:http://s.bb-nippon.com/

「予選突破は絶対に無理」と言われた野球部を、二校も甲子園に導いた教育者であり、

「フライト・ゲーム」の著者でもある高校教諭“松葉健司”さんのインタビュー記事より

_______

大人、上司、先輩がもつべき姿勢としては、どんなものがあるでしょう。

ギブ&ギブの精神です。

「してあげたいから、してあげる」という純粋な思いが大切です。

ギブ&テイクになると、結果的に自分のためにどうギブするのか、という発想になりがちなんです。

それで思うようにならないで愚痴になる。

利益があるのなら手伝いましょう。

給料がいいなら働きましょうという、「見返りがあるなら行う」という行為は、あの高校に入れば甲子園に行ける、あの高校に行けばいい大学に入れる、という考えと同じです。

この会社を大きくしたいとか、何かを残したいとか、そのために「俺に何ができるのか」という視点がほしい。

「発信型」と「受信型」のどちらで生きるのか?と、子どもたちによく話をすることがあります。

発信型は「ギブ」であり、いまの自分に何ができるのかを考えて行動し、創り出そうとするタイプですね。

受信型というのは、他にきっかけを求め、指示を待つ「テイク」タイプ。

受信が強いと、失敗すれば人のせいにしますから、起こった問題に対峙することができません。

発信型は失敗すると何がいけなかったのかを自発的にフィードバックします。

そして自分だけでは解けない問題なのであれば、人に教えを請うこともしますし、自分なりに工夫もします。

育てる側も育つ側も関係なくそれはいえることです。

引用:「DANA ダーナ 2014年 9月(秋号)」