
もしも、あなたが外国でレストランに入ったとしましょう。
あなたは、その国の言葉を読むことができません。
ですから、メニューが読めないわけです。
一緒に来ている友人は、その国で生活をしているので、メニューも読めますし、何がおいしいかも知っています。
こんな状況のとき、あなたは何を注文しますか?
おそらく、友人にいわれたままのものを注文するはずです。
「それよさそうだね。同じものをお願いします」
というのではないでしょうか?
これは自分の選択をしていませんね。
他の人に選んでもらったものを「それでいいよ」といったわけです。
これはみなさんの人生も同じです。
「これが現実なんだ」と親からいわれたことをそのまま受け入れる人生。
友人や周りの人たちがしていることを現実だと受け止めて、それ以上のことを考えないということです。
でも、それは今日からやめてください。
そして、将来を意図的に自分でつくってほしいわけです。
何が自分の求めているものなのか。
つまり目標です。
その自分のした選択を脳に組み込んでほしいわけです。
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すべてを手に入れる残り97%の脳の使い方
苫米地 英人 著
フォレスト出版
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