「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」などを手がけ、ブックオフの創業者でもある坂本孝氏の著書より

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出典:http://blogs.c.yimg.jp

私がみなさんの心の中に閉じ込めてほしい、しまっておいてほしい、と繰り返し伝えているのは「仲間のために汗をかく」。

この一言っきりです。

他に何も言っていません。

例えば、私たちが学んでいる稲盛塾長の京セラフィロソフィの一つに、「人の行いの中で最も美しく尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為である」というものがあります。

私たち盛和塾生は、ここから京セラフィロソフィという考え方を学び、自社のフィロソフィに取り入れ、生かしているのです。

稲盛塾長も、そのような活用を奨励されています。

では具体的に何をすればいいのか、ということなのですが、一緒に働いている仲間が困っているときは助けてあげること、これなんですよね。

仲間の仕事が終わらなければ、行って手伝ってあげる、そういうことです。

(中略)

「利他」というたった一つの言葉で構わないんです。

同じ職場の仲間同士が、他人のために汗を流す。

チームの仲間の仕事がうまくいっていないときは、みんなで手伝ってあげようと思う。

そういう小さな行為が大切なんです。

それで「ありがとう。おかげさまで」という心の交流が生まれたときに、会社は大きく変わります。

みんなのために汗をかく、ということがどれだけ素晴らしいことか。

それまで、一生懸命働いていたのだけれども、自分の心が晴れ晴れとしなかったという人が多かった。

でもこの理念に出会ったとたん、人のために汗を流せばいいのか、ならばもっと頑張ろうとなる。

誰もが、そのような機会を求めているのではないかと思います。

引用:俺のフィロソフィ
語り手 坂本孝
聞き手 福井康夫
商業界より